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会長挨拶

当協会は、国から交付された120億円を基金として受け入れ、その運用果実を活用して地域の振興を図るための事業等を行い、もって県民福祉の向上に寄与することを目的に昭和56年6月1日に「社団法人沖縄県対米請求権事業協会」として設立されました。

設立後は、地域社会に貢献する団体として、市町村や地域づくり団体等が実施する地域振興事業、人材育成事業、地域活性化事業など、様々な事業に助成し地域の振興及び活性化を図ってきました。

その後、平成29年4月1日に名称を「公益社団法人沖縄県地域振興協会」に変更し、令和2年2月に策定した「第2次中期経営計画」において、地域振興のリーディングセンターとしての機能強化を図るために必要な目標を掲げ、その実現に努めているところです。

しかしながら、昨今の低金利状況の中、運用益収入の面では厳しい環境にあり、基本財産の安全かつ効率的運用を図るとともに、事務局経費の削減など、効率的・効果的な事業運営に努めているところです。

今後も、沖縄県、市町村、関係団体と連携した地域振興に関わる公益法人として、事業を通じ沖縄県の地域振興を図るため、役員、職員ともに全力で取り組んでいく所存ですので、皆様のご指導とご支援をお願い申し上げます。

  公益社団法人 沖縄県地域振興協会
会長 照屋 義実